最近は携帯電話会社の乗り換えが本当に簡単になりました。ここ1年で4回目の乗り換えです。今回UQモバイルに乗り換えたのはがっぽりポイントがもらえるから!一部手法は若干の投資の知識と資金は必要になりますが、うまくやればかなりお得に大手キャリアの回線を利用できます。今回はその方法について解説します。
今回の目的とやったこと
今回UQモバイルに乗り換えとやったことは下記の通りです。
- 乗り換えキャンペーンに応募して13,000円分のau PAY残高をゲットする
- UQモバイルユーザーになることでauカブコム証券でのクレカ投信積立のポイント還元率をUPさせる(1年間限定)。
これによってUQモバイルに乗り換えるだけで13,000円分のau PAY残高をゲットした上に、UQモバイルの料金を実質1,000円引くことができます。最初は少し大変ですが、設定は1回のみでOKなので十分コスパが良いものと言えます。
UQモバイルについて:auのサブブランドで高品質!
UQモバイルはKDDIつまりauの親会社が提供しているサブブランドです。自社で基地局を持たず大手携帯会社の基地局を借りて運営している、いわゆるMVNOのひとつです。
しかしauが直接提供しているため他のMVNOより借りれる通信帯域が多く、他のMVNOに比べてつながりやすいという特徴があります。価格帯は大手キャリアとMVNOの中間くらいと言った感じです。
UQモバイルの料金体系
UQモバイルの基本的な料金体系は下記の通りです。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
基本料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
基本データ容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 |
増量オプションⅡ適用 (通常550円/月が13ヶ月無料) | 5GB/月 | 20GB/月 | 30GB/月 |
基本データ容量超過後速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
- 基本国内通話料 税込22円/30秒
- 60/分付きの国内通話定額オプション:550円/月
- 国内通話10分かけ放題オプション:770円/月
- 国内通話かけ放題オプション:1,870円/月
他社20GBプランとの比較
他社20GBプランとの比較が下記になります。大手キャリアは料金体系が条件によってかなり複雑なので、比較から除外していますがおおむね倍以上の料金体系と考えてよいと思います。
UQ mobile | 2,728円 ※2年目以降は15GB or 3,278円 |
ワイモバイル(割引前・15GB) ワイモバイル(割引※適用あり・15GB) | 3,278円 2,090円 |
ahamo | 2,970円 |
LINEMO | 2,728円 |
povo2.0(30日間20GBトッピング) | 2,700円 |
Rakuten Mobile | 2,178円 |
IIJmio | 2,000円 |
mineo | 2,178円 |
日本通信 | 2,178円 |
※家族割引サービス(2回線目以降)orおうち割光セット(A)の加入があった場合
こうやって比較すると大手のサブブランド(UQ mobile・ワイモバイル)やネット専用プラン(ahamo・LINEMO・povo2.0)とMVNOの2層価格帯構造ができているのがわかります。確かに大手キャリアよりかなり安い、でももっと安くできるよねというのがUQmobileの立ち位置です。
他社低容量プランとの比較
他社低容量プランとの比較は下記になります。
UQ mobile | 5GB | 1,628円 ※2年目以降は3GB or 2,178円 |
LINEMO | 3GB | 990円 |
Rakuten Mobile | 3GB以内に抑えた場合 | 1,078円 |
povo2.0 | 3GB30日間トッピング | 990円 |
IIJmio | 2GB 4GB | 850円 990円 |
mineo | 1GB 5GB | 1,298円 1,518円 |
日本通信 | 1GB(ここから220円/1GBで増量可能) 3GB | 290円 730円 |
HISモバイル | 3GB 7GB | 580円 880円 |
低容量プランになるとUQ mobileの対置位置はかなり苦しくなるのが現状です。この価格帯は特にMVNOの頑張りが目立つ価格帯であることや、ソフトバンクのネット専用プランであるLINEMOもかなり頑張った価格を出してきています。この価格帯ではUQ mobileにする理由がないというのが正直なところでしょう。
auショップでサポートを受けられる点は安心
大手キャリアが提供するネット専用プラン(ahamo・povo2.0・LINEMO)は店舗サポートはなし、その他MVNOも実店舗をもたないかもっていても極端に少ないというのが現状で、なにかあった時のサポートに不安を感じることも多いかと思います。
一方UQ mobileはauショップでのサポートを受けることが可能です。ネットが苦手という方にとってはかなりありがたい存在と言えますね。
系列サービス加入で割引できる自宅セット割
UQモバイルはau電気の契約 or 系列のインターネットサービスの加入により割引が受けられ、料金がそれぞれ下記の通りとなります。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
割引額 | 638円割引 | 638円割引 | 858円割引 |
割引後の料金 | 990円 | 2090円 | 2,970円 |
ハルトは残念ながらマンションで電気を一括契約しているためauでんきに申し込むことはできんません。ただこちらからシミュレーションが可能なので、検討してみてください。
インターネットサービスは更新時期が重なって…などならいいと思いますが、月額5,000円以上で2年縛りなどのサービスがメインです。携帯電話の縛りがなくなったのに、ネット回線で縛りをつけることはお勧めできません。慎重に検討しましょう。
UQ mobileに乗り換えて13,000円分のau PAY残高をゲットする方法
ここからはハルトがUQ mobileに乗り換えて13,000円分のau PAY残高を貰った話です。終了日のアナウンスがなく、いつ終わるかわからないので興味がある人は早めに乗り換えましょうね。
UQ mobileに乗り換えで10,000円分のau PAY残高ゲット!
まず10,000円分のau PAY残高をもらう部分です。条件は下記の通りです。
- au・povo以外からのMNPによる乗り換え→新規の場合は3,000ポイント
- くりこしプラン+5G(S/M/L共通)にSIM単体に契約(端末同時購入は対象外)
- 契約時に増量オプションIIに加入→未加入の場合は6,000ポイント
- 還元時点でau ID・au PAYアプリの取得が必要
それぞれ見ていきましょう。
条件①au・povo以外からのMNPによる乗り換え
最大限にポイントをもらうためには他社からの乗り換えであることがマストです。auやpovoからの乗り換えが対象外なのは痛いという方もいらっしゃるかもしれません。それなら一度新規契約手数料・解約手数料無料の会社を経由してから乗り換えるというのも一つの手かもしれません※。
条件を見ると大丈夫そうですが、絶対大丈夫とは言い切れないので自己判断でお願いします。
条件②くりこしプラン+5G(S/M/L共通)にSIM単体に契約(端末同時購入は対象外)→端末同時購入の方がお得な場合もある
くりこしプラン+5Gであればどのプランでも特典を満額付与となるので安心です。小容量プランだと対象外か付与額が大きく下がることが多いので…ただし、SIM単体契約のみが対象というところが残念なところ。
例えばiPhoneSE(第3世代)64GBを乗り換えで同時購入した場合、定価57,800円のところ43,335円で購入することができます。この特典と今回の特典を同時に適用することはできないということです。機種の同時購入の場合は値引き額の方が大きい場合も多いのでしっかり検討が必要です。
条件③契約時に増量オプションIIに加入→解約し忘れだけ注意!
特典を満額もらうには契約時に増量オプションIIに加入が必須です。月550円で通信量が増量するというオプションです。このオプション自体は初回13ヶ月無料になるのですが、注意すべきは解約忘れです。ハルトは1年後にリマインダーを設定して忘れないようにしています。
条件④還元時点でau ID・au PAYアプリの取得が必要
au IDはKDDIが提供するサービスに利用するIDのことです。au PAYやauスマートパスなどのサービスを利用する際にはこのIDが必要です。
このIDはUQ mobileの契約とも紐づけることができます。そうすることによってUQ mobileの利用料等の確認がau IDでできたり、au かんたん決済をつかってショッピングなどの利用代金をUQ mobileの利用料と合算して支払うことができたりします。
注意点としてはUQ mobileに紐づいているau IDとau PAYに紐づいているau IDを別にしてしまうことでしょうか…
ハルトは次の手順でやって無事にau IDを問題なく紐づけることができたので参考にしてみてください。
- au PAYアプリをダウンロードする
- アプリでau IDを新規登録してau PAYを使える状態にする
- UQ mobileを新規契約する際に、au IDを持っているを選択し、au PAYに登録したau IDを使って申し込む
これで全く問題ないと思います。
e-SIMにするとさらに3,000円分のau PAY残高ゲット!→デメリットもあるので注意!
UQモバイルではe-SIMに対応しています。ハルトの愛用機であるiPhone13Proはe-SIMを2つ入れることができるデュアルe-SIM端末のため、2回線をe-SIMで運用できます。e-SIMを使うかどうかは好みが別れるところですが、どうせなら3,000円分のau PAY残高をゲットしたいですよね。
e-SIMのメリットは契約までの時間が圧倒的に早いことですね。1時間もあればMNPが完了してしまいます。また物理SIMは接触不良による回線の不具合がたまにありますが、それがないところもメリットです。
またデメリットと注意点がいくつかあります。3,000円分の残高をゲットするためにe-SIMにしたけど後悔した…とういことにならないように解説していきます。
e-SIM契約時の注意点①非対応機種がある
全てのスマートフォンでe-SIMを使えるわけではないので注意が必要です。ちなみにiPhoneはX世代以降が対応しています。UQ mobileの公式HPに動作確認端末一覧のページがあります。条件から絞り込むで「e-SIM」を選択して、確認しましょう。
e-SIM契約時の注意点②機種変更がの手間が増える(費用がかかる場合も…)
物理SIMであれば機種変更をしても差し替えるだけで簡単ですが、e-SIMはそうはいきません…再発行手続きが必要です。
UQ mobileであればアプリから無料で再発行の手続きが可能ですが、UQ mobileの回線につながっていないと再発行手続きができません。再発行の手続きの前に旧機種を初期化して回線情報も消してしまった場合はauショップで再発行を依頼する必要があります。この場合は2,200円の再発行手数料が必要となってきます。
また携帯会社によっては機種変更の際のe-SIM発行に手数料がマストでかかる場合もあります。例えばハルトはiPad miniにIIJmioのe-SIMを使って運用していますが、5から6に機種変更した際に220円の手数料を支払いました。
e-SIM契約の注意点③設定の難易度はやや高め
UQ mobileでは設定方法のマニュアルがあるものの、設定はお世辞にも誰にでもできるといった類のものではありません。ハルトはe-SIM契約3回目ですが、それでも毎回苦労しています…わからないことをネットで調べて自分で解決する能力、もしくは助けてくれる詳しい人の存在が必須です。少しでも不安に感じたら物理SIMの検討をお勧めします。とは言え、ネットで回線契約ができるレベルの方であれば、大丈夫だと思います!
e-SIM契約の注意点④Wi-Fi環境は必須!できればPCやタブレットなど別端末があった方がいい
e-SIMを設定する手順を大きく2つに分けると(1)回線の切り替えと(2)e-SIMプロファイルダウンロードです。どちらもネットワークへの接続が必要な作業ですが、(1)は乗り換え前の回線を使って完了可能です。しかし、(1)をやった時点で乗り換え前の回線との契約は終了、(2)を終わるまで新規回線は利用できないため、Wi-fi回線などのネット環境を別途用意する必要があります。
ハルトはこれを知らずに電車の中で開通手続きをしたため、慌てて某ドラッグストアのフリーWi-Fiに駆け込んだ過去を持っています。
できればPCやタブレットなど他のデバイスを持っていることを推奨します。UQ mobileはアプリからe-SIMプロファイルの設定が可能ですが、それに対応していない場合は設定アプリからカメラを起動してQRコードを読み込む必要があります。スマートフォンに表示したQRコードを自身で読み込むことは不可能です。そのためその他のデバイスでQRコードを表示させる必要があります。もちろん印刷するというのも一つの手ではありますが…デバイスが1台しかない場合はそれで設定可能かどうかリサーチしてから、申し込むのが良いでしょう。
e-SIMは嫌だ、でもキャッシュバックが欲しい場合はハピタス経由で
3,000円分はもらえませんが、ハピタス経由でUQ mobileの申し込みをするとポイントが別途ポイントがもらえます。ただし、リンクライフという代理店を通じての契約となる点、10,000円のキャッシュバックをしているがキャッシュバックの方法や条件がUQ mobile公式で契約した場合と異なるということは注意が必要です。しっかり確認してから使いましょう。
方法はハピタスに登録して、「UQモバイル」と検索、出てきた広告を経由して申し込みをするだけです。
UQ mobileユーザーはauカブコム証券のクレカ投資信託積立でのポイントキャッシュバックが+2%
auカブコム証券でクレカ投資信託積立を行うと、積立額の1%のPontaポイントが付与されます。最大で50,000円積立てた時の500ポイントです。
これがUQ mobileユーザーになると12ヶ月限定ではありますが、+2%増量され最大1,500ポイントとなります。つまり、実質毎月1,000円安くUQ mobileを利用することができます。
これを考慮すると5GBプランを月額626円、20GBプランを月額1,728円で利用できます。5GBプランは他社の追随を許さない安さですね。20GBプランは格安SIMより少し安いくらいの価格帯ですが、それでいてauの回線をフル活用できるメリットは大きいでしょう。
auじぶん銀行のクレカ投資信託積立については下記の記事で詳しく解説しています。とてもお得なのでぜひ実践してみましょう。
まとめ
今回はUQ mobileに乗り換えてポイントをゲット&お得に使う方法ということで、
- UQ mobileは大手キャリアと格安SIMの間くらいの価格帯で、品質とサポートが良い
- 今乗り換えると最大13,000円分のau PAY残高がもらえる
- e-SIMにするともらえるポイントが増えるが手間が増える・設定が多少難しいなどのデメリットがある
- auカブコム証券のクレカ投資信託積立をすることで実質1,000円引きで使え、他社と比較してもかなりお得に使える
ということを解説してきました。現在携帯会社の乗り換えはかなり自由度が高くなりました。それにより顧客獲得のための美味しいキャンペーンをどんどん実施しています。これを使わない手はありません。お得はお得なうちにもらっておくが鉄則です。これからもこのようなお得情報を発信していきたいのでよろしくお願いします。