ハルトは18歳でクレジットカードを作ったので、クレジットカードの利用歴は15年以上となります。三井住友VISAカードはその時初めて作ったカードで、学生カード→ノーマルカード→ヤングゴールド→ゴールドカードとずっとお世話になったきました。今春ゴールドカード(NL)に切替えたのですが、それがお得すぎて嬉しい限り…今日はそんな三井住友ゴールドカード(NL)の魅力をお伝えしたいと思います。
三井住友ゴールドカード(NL)がおすすめできる人
三井住友カードを持つ理由を簡単に挙げると、
- 年間100万円利用を1度達成すると、一生無料でゴールドカードが持てる
- ポイント還元率はMAXで2%
- SBI証券の投資信託積立で1%ポイント還元(MAX5万円まで)
- 空港ラウンジ利用可能
となっています。ですので三井住友ゴールドカード(NL)をは次の方にお薦めできます。
- 年間100万円以上クレジットカードで買い物をする人(必須)
- SBI証券で投資信託を積み立てている人
- 年会費無料でゴールドカードを持ってドヤ顔したい人
- 月に1回の手間を惜しまない人
必須条件は年間100万円の利用です。しかしそれさえできれば、高還元(最大2%)のゴールドカードを年会費無料で持つことができます!これに当てはまる方は是非今日の記事を読んで三井住友ゴールドカード(NL)を検討しましょう!
三井住友ゴールドカード(NL)について
三井住友ゴールドカード(NL)の基本スペックは下記の通りです。
国際ブランド | VISA Mastercard(両方発行も可能) |
カード発行元 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 通常5,500円(年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料) |
ポイント還元率 | ショッピング0.5% (リボ払い手数料の請求がある月は+0.5%) SBI証券投資信託積立1%(月5万円まで) |
貯まるポイント | Vポイント |
カード特典 | ・コンビニ3社・マクドナルドでポイント最大5%還元 (通常ポイント0.5%に加え、上記店舗利用で+2%、さらにVisaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス利用で+2.5% ・選んだお店で+0.5% 対象のお店から好きなお店(最大3つまで)を選んで登録すると、ポイント+0.5%還元 ・継続利用特典10,000ポイント 毎年年間100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント ・空港ラウンジ利用 |
付帯保険 | 最大2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(旅行代金を該当クレジットカードで決済することが条件) ※選べる無料保険で「個人賠償責任保険」、「入院保険(交通事故限定)」、「携行品傷害保険」のいずれかに切り替え可能 |
これらについて特に伝えるべきことをまとめました。
ナンバーレスカードである
ここまで(NL)という文字をみて、これなんだよ…って思っていた方もいたかと思います。NLとはナンバーレスの略で、このカードにはカード番号や使用期限、セキュリティコードの記載がありません。もちろんICチップや磁気にこれらの情報が載っていますので、実店舗で買い物する際にそのまま使うことができます。氏名は載っています。
ではカード番号等の情報が必要なインターネットでのクレジットカード利用はどうするかというと、専用アプリで確認します。専用アプリを開いて右上のカード番号を見るボタンを押すだけでOK(アプリロック解除にFace ID等を利用時)で、手間としては財布からカードを出すのと大きく変わらないかと思います。
ナンバーレスカードのメリット:覗き見リスクの回避がメインか
ナンバーレスカードの最大のメリットは覗き見されてカードを利用されるリスクが回避されることですね。インターネットによるクレジットカード取引では、カード番号・氏名・使用期限・裏面にあるセキュリティーコードがあれば利用可能です。極端な話、お店で店員にクレジットカードを渡して記憶されたら不正利用される可能性があるわけです。ナンバーレスカードではその心配が消えることになります。
カード番号の確認はアプリを起動して行うので、カードを携帯していなくてもネット取引を利用できるメリットもあります。例えばカードは家にあるけど通勤の電車の中で欲しいものを買うなんてことも可能です。
ナンバーレスカードのデメリット:アプリの管理のリスクと手間
ナンバーレスカードはアプリでカード情報を管理します。インターネットにおける取引を意識して、カード番号のコピーがワンタップでできるように工夫はされているものの、アプリの切り替えに鬱陶しさを感じる方もいらっしゃるでしょう。さらに番号を4桁ずつ入力させるタイプのものだと地獄です。コピペができないので覚えたらアプリの切り替え…を繰り返すことになります。
アプリで番号を確認できるので、セキュリティーに不安を感じる場合もあるでしょう。アプリではオートログイン・VpassのIDとPWを使ってログイン・Face ID(Touch ID等)を使ってログイン・パスコード(4桁)を使ってログインが選べます。ちなみにハルトはパスコードログインで運用しています。オートログインだと利便性は高まりますが、スマートフォン自体のロックが破られたら、カード番号盗難のリスクに晒されることになります。かといってID・PWは入力が面倒です。Face ID(Touch ID等)だと例えば寝ている間に破られてしまう可能性が否定できないのと、スマートフォン自体のロックとアプリのロックが同じでは意味がない気がします…利便性とセキュリティのバランスが一番取れているのがパスコードかと思います。なお、パスコードログインの場合はカード番号を見るたびにSMS認証(もしくは電話認証)が必要で少し手間(下記画像参照)ではありますがセキュリティ性はより向上します。利便性重視ならFace ID(Touch ID等)にはなりますが、これはどちらをとるかによりますね。
年間100万円を1度達成すれば年会費永年無料
まず大きいのはこれですね。ゴールドカードの年会費の相場は10,000円ほどですが、三井住友ゴールドカードは5,500円です。現在は初年度無料のキャンペーンはやっていないため初年度の5,500円はどうしようもないのは残念な点ですが…
ゴールドカードの一番のデメリットである維持費が、1度の年間100万円利用で永年無料になるというのはかなり大きいと言えます。なんとかがんばって達成する価値があると言えます。
リボ払い手数料支払いでポイント1%還元!→うまくやれば手数料は10円前後に!
ショッピングポイントは0.5%です。楽天カードを皮切りに年会費無料ショッピングポイント1%がスタンダートとなった現在においては、絶望的に魅力のない還元率です。ただし、リボ払い手数料を発生させればなんとポイントが+0.5%で合計1.0%になります。でもここで気になるのはリボ払い手数料です。
三井住友カードのリボ払い手数料は年利15%、つまりひと月約1.25%手数料がかかります。10万円利用で500円のポイントをもらうのに1,250円の手数料を支払うということです。これをOKしていたらいつまでもお金持ちにはなれません。
ただし、マイペースリボ増額申請をすることによって、この手数料を10円前後にしつつ、全利用額に対して付与されるポイントを倍にすることができます。毎月作業をする必要性はありますが、慣れれば1分ほどで終わる作業です。この方法については別記事で詳しく解説します。
年間100万円利用で10,000ポイントゲット!→合計で最大2%還元に!!
年間100万円すると普段もらえるポイントに加えて10,000ポイントをゲットすることができます。これは利用額が200万になればもう10,000ポイントもらえるというわけではないので、利用額が大きくなるほど還元率は低くなりますが、100万円ぴったりで止めた場合還元率は合計で2%となります。
毎月100万円を達成するためには月に83,334円の利用が必要です。電気代・ガス代などの公共料金や各種保険料・通信費などの固定費を支払うことでなんとか達成可能なのではないでしょうか。年間の支出とカード払いできる支出を計算し、可能であるか確認してみましょう。ハルトはギリギリ行けるかな…というところでドキドキはしています。
ちなみに、下記に該当するものは集計対象となりませんので注意が必要です。
下記ご利用はご利用金額の集計対象となりません。
年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、
キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金、リボ払い・分割払い手数料、
交通系およびその他一部の電子マネーへのチャージ、モバイルSuicaの定期券・特急券・グリーン券の購入、弊社発行プリペイドカードへのチャージ、スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ、
国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料
以上https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/gold-numberless_attention.jspより抜粋
SBI証券での投資信託積立で1%ポイント還元
SBI証券では三井住友カードを使って毎月5万円までクレジットカードを使った投資信託積立を行うことができます。ポイント還元率は下記のとおりです。
- 無印(年会費無料〜1,500円程度)…0.5%
- ゴールド(年会費5,500円〜11,000円程度)…1%
- プラチナ(年会費33,000円〜55,000円程度)…2%
三井住友ゴールドカード(NL)は上記分類ではゴールドに入ります。毎月MAXである5万円を積立てると無印では3,000ポイント、ゴールドでは6,000ポイントとなり、その差額は3,000円分となります。本来ゴールドカードにしてもらえるポイント差額より年会費を支払うこととなるわけですが、100万円利用で年会費を無料にできるためそのデメリットは消滅します。なお、1%還元というのはマネックス証券の1.1%の次点かつauカブコム証券と同率の2位となり、他の証券会社と十分戦える還元率となります。
年間100万円達成のための戦略→とにかく貪欲に!!
三井住友ゴールドカード(NL)をお得に使うには年間最低100万円利用、これを達成することが最低条件です。
ただし、最悪1年目だけでも達成できれば、それ以降の年会費は無料となり還元率実質1%のゴールドカードをゼロコストで保持できます。
またもらった10,000ポイントで初年度の年会費の元を取ることが可能です。毎年100万円の利用がベストですが、初年度の100万円利用はマストと言えます。ここではハルトが実践している年間100万円達成のための戦略を公開したいと思います。
戦略①生活の全てを三井住友カードに集約!
まずは生活でかかる支払いの全てを三井住友ゴールドカード(NL)に集約することです。電気・ガス・水道・携帯料金・保険料などの固定費でクレジットカードを使えるものは全てこのクレジットカードで支払いましょう。また、100円の支払いであってもこのカードを使いましょう。クレカ払いだと時間がかかりますが、iD払いに対応していれば時間もかからないはずです。また最近は減りましたがPayPayやd払いのようなコード決済しか使えない時も決して諦めないことです!PayPayやd払いの支払い設定を三井住友ゴールドカードにすれば利用額としてカウントされます。クレカ払い・iD・コード払いを使えれば今のご時世95%くらいのお店での決済は可能ではないでしょうか。とにかく貪欲に数字を増やしていきましょう。
戦略②家計を握る→大き出費は自身がコントロールできるようにする
ハルト家のお金の仕組みは以下の通りです。
- 月初に家計全体の予算を作成し、夫婦それぞれの家計への拠出額を決定し、それを共用口座に振り込む
- 住宅ローン・マンション管理費・駐車場代・保育料など口座振替のものは共用口座から直接引き落とし
- 普段の買物は買物をした方が一時的に支払いを担当する。
- ③で支払った金額についてはレシート等を取りまとめて月末に集計、一括で共用口座より夫婦各自の口座に振り込む
つまり、③の家族に関する買物をすればするほど自身のクレジットカードの利用額を増やすことができます。ですので普段の買物を多くすればするほど、その人に多くポイントがつく仕組みというわけです。ハルトはこの取りまとめも担当しているため、ガス代・電気代・ガソリン代・自動車保険代・車検費用など金額が大きな支払いもちゃっかり担当させていただいています。
ちなみにこのルールは結婚した当初に遥翔主導で夫婦で相談して決めた仕組みです。家計の主導権を握ることで、支払方法のコントロールができるというわけです。これはなかなか途中で帰ることができないため、結婚直後は非常に大切と言えるでしょう。
戦略③飲み会の支払い(幹事)を買って出る
コロナで飲み会は減りましたが、これも戦略の一つとして重要です。例えば単価5,000円10人の飲み会の幹事を担当し、他の9人から現金で回収して支払いを担当すれば5万円の利用額をゲットできます。もちろん面倒なこともありますが、ポイントもゲットできますし、リターンは大きいかと思います。
また少人数の飲み会でも支払い担当を積極的に狙っていくことが大切です。4人の飲み会でも単価5,000円なら2万円の利用額をゲットできます。飲み会が終盤に差し掛かって支払いの話になったら伝票は必ず最初に手にしましょう。そこで会計の主導権を握り、自身で支払う流れに持っていくことが大切です。最近はライバルも多いので、うまく立ち回りましょう。
戦略④どうしても足りない場合はAmazonギフト券やau PAYチャージ(MasterCardのみ)で!
年間利用額が100万円に満たない場合は最後の手段としてAmazonギフト券やau PAYチャージで利用額を水増ししてなんとか達成しましょう。どちらも翌年以降の買物の先借りとなり、翌年の100万円達成が苦しくなりますが、なによりも重視すべきは初年度の100万円達成です。
Amazonギフト券にチャージする際、現金チャージすると最大2.5%ポイント還元となりクレジットカードでのチャージは損に感じますが実はそうではありません。前述したとおり三井住友ゴールドカード(NL)のポイント還元は最大2%、さらにAmazonギフト券にクレジットカードチャージするとAmazonポイントを0.5%もらえるので還元率はほぼ変わらないことになるのです。
なおau PAYチャージが可能なのは国際ブランドをMasterCardとした場合のみです。
注意」年間100万円利用の対象外となる取引→Suicaへのチャージなどは対象外!
前述しましたが、年間100万円集計の対象外となる取引は下記のとおりです。
下記ご利用はご利用金額の集計対象となりません。
年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、
キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金、リボ払い・分割払い手数料、
交通系およびその他一部の電子マネーへのチャージ、モバイルSuicaの定期券・特急券・グリーン券の購入、弊社発行プリペイドカードへのチャージ、スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ、
国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料
以上https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/gold-numberless_attention.jspより抜粋
交通系電子マネーに加えて、一部電子マネーのチャージにはnanaco・楽天Edy・WAONが含まれ、これらへのチャージはポイントもつかないし、年間100万円の集計にも入らないので注意が必要です。また、SBI証券の投資信託積立もカウント対象外となります。これが対象だったら年間60万円となるので、達成が簡単でしたが仕方ないですね。
なお、対象外となる取引はこれから増える可能性があるため、必ず都度公式HPで確認することが大切です。
VISAかMasterCardか→MasterCardのほうがいい場合が多い!
三井住友ゴールドカード(NL)ではVISAかMasterCardか国際ブランドの選択ができます。ハルトは色々あってデュアル発行(どちらも発行すること)していますが、大抵の場合は1つに絞るはずです。実際どちらを選ぶべきなのか悩む方もいるかなと思います。ハルトのおすすめは断然MasterCardですが、選ぶ上で参考となる情報を示していこうと思います。
コストコではMasterCardしか使えない、VISAしか使えない店はない?
日本では決済システムを提供する会社がVISAとMasterCardをセットで売ることが多いという事情があるようで、VISAとMasterCardの片方しか使えないという事態はかなり少ないようです。
また世界的にはアメリカ方面はVISA、ヨーロッパ方面はMasterCardと言われているものの、どちらかを持っていればまず不便はしないとのことです。
片方しか使えないで有名なのはコストコですね。コストコ使えるクレジットカードはMasterCardのみとなっています。コストコで買い物するときはどうしても大きな金額になるためMasterCardを持つメリットは大きいと言えます。
逆にVISAしか使えないお店を調べてみましたが、東京オリンピックの会場ではVISAしか使えなかったというくらいしか見つかりませんでした。もちろん普段の生活圏の調査はすべきですが、VISAで良かったと思える場面はかなり限定されそうです。
au PAYがチャージできるのはMasterCardのみ→これはかなり大きい
三井住友ゴールドカード(NL)においてはVISAブランドを選択した際のau PAYチャージは不可、MasterCard限定となっています。au PAYチャージは前述したとおりポイント付与もされますし、100万円集計の対象ともなります。チャージした先の使い勝手も抜群なので、この差はかなり大きいというのが現実です。ハルトがVISAを作った後にこの事を知り、時を戻す方法をGoogleで調べたことは言うまでもありません。
ハピタスを経由してポイントをもらおう!
三井住友ゴールドカード(NL)は公式HPから普通に作ればOKです。三井住友カードの系列カードを持っていない新規の方は最大8,000ポイントもらえるキャンペーンをやっているので非常にお得です。ただ、ハピタスを経由するだけでそれに加えてポイントがゲットできます。
下のバナーからハピタスに登録、「三井住友ゴールドカード」と検索して、そこから申し込みリンクに飛ぶだけでポイントがもらえます。時期によっては6,500ポイントなどと高額になっていることもあるので、必ず経由しましょう。
まとめ
本日は三井住友ゴールドカード(NL)を愛用する理由と100万円達成のための方法ということで、
- 三井住友カードは年間利用額100万円達成でMAX2.0%ポイント還元と翌年以降の年会が無料になるお得なカードである
- 年間100万円を達成するために生活の支出の全てをまとめるべき(時には飲み会の幹事もやろう)
- 100万円達成できる見込みがない場合もAmazonギフト券やau PAYチャージで初年度だけでも絶対に達成するべき
- VISAとMasterCardでなやんだらMasterCardのほうがおすすめ
と言うお話をしてきました。
ゴールドカードがこんなにお得に、しかも無料で持てると言うのは正直衝撃で、これを使わない手はありません。ぜひ100万円利用を達成して永年ゴールドカードホルダーとなりましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。