ミスドの福袋を買った話〜ドーナッツ交換券はお得なのか〜

実はミスドに月に２回ほど通うそこそこのミスドユーザーのハルト、しかも長男くんはポケモン大好きなのでミスドの福袋は我が家族にクリティカルヒット！

結論：額面ではなく自分の価値で判断するとマイナス

ドーナッツを3つ食べてカフェオレを無限お代わりして長時間居座って作業をするのがハルトスタイル！気分にもよりますが、ポン・デ・リング（121円）、ゴールデンチョコレート（143円）、エンゼルフレンチ（154円）にミスドカフェオレ(308円）を注文して総額は726円になります。これが今回福袋でドーナッツは全て110円で交換できることになるので、１回分のミスドは638円になり１回当たり88円のお得になります。これを月に２回、５ヶ月で１０回となると５ヶ月で880円もお得になるんです！！しかし…これでは残念ながら20個分のドーナッツ交換券が余ってしまいます。これでは2200円の損をして880円の得を得たことになってしまいます。果たしてこの２０回分に関してどのように考えるのが適切なのでしょうか？

１）ミスドに行く回数を月３回に増やす
ミスドに行く回数を月に３回にすれば５ヶ月間で45個のドーナッツ交換券を消費できます。同じラインナップで注文をするとすると、88円×15回で1320円つまりさらに440円お得を享受することができます！こうすることでもし５個分（550円分）の交換券を残したとしても、充分得ができたという考えもできなくはないかもしれません。しかし考えておきたいのはこの５回分は本来なら行かなくてもよかった５回分、さらにこの５回分でもカフェオレを注文した結果５回分のカフェオレ代1,540円も余計な消費をすることになってしまいます。これは完全なミスドの策略にハマっていますんね笑つまりミスドに行く回数を増やすことは余計な出費を増やすことになってしまいます。

２）１回のドーナッツを4個に増やす
こうすることによって５ヶ月で40個の交換券を消費できることになります。4個目のドーナッツを中間の価格帯である143円のものとすると、1個当たり33円のお得！つまり合計で1210円のお得となるため、ドーナッツ券を10個残してもお得と考えることもできます。ただし、3個食べて満足だったドーナッツを4個にしてさらなる満足感を得られるかというとそうではないのかなと思います…多分3個食べても4個食べても満足度は変わらず、ただ摂取カロリーが上がって成人病に近づくだけで、逆に後悔するだけだと思います。そうすると10個分のお得をそのまま享受しようとすることは少し無理があります。

３）２０回分は家族や友人・職場へのプレゼント
結局はこれに落ち着くのかなと思います。すでに仕事始めの日に日頃の感謝にとパートさんのために10個の交換券を使用しました。ドーナッツ券があったからプレゼントしたと考えると、これは1,100円の経済的損失です。しかし、これでなかなか言葉だけでは伝わらない感謝が伝わったり、これからの仕事が円滑に進むかなと考えると価値はあります。ただ渡すと相手も遠慮しますが、『福袋買ったら50個も交換券ついてきて、食べきれないから食べてよ！』というきっかけがあると、相手も遠慮なく受け取ってくれるものです。またたまに早く帰宅できる時は子供達にドーナッツを買っていきたいなとも考えています。どちらにせよ、ドーナッツ券を買わなければやっていなかったことと考えると経済的には損失と考えるのが正しいですが、２０回分の使用はこれが一番適切なのかなとも思っています。

以上のように冷静に考えると、ドーナッツ券５０個分ではハルトは得になっていないということがわかりました。やりがちな考え方は、このような金券の価値を金額だけで考えてしまうことだと思います。今回の場合、

ドーナッツ50個交換券の価値＝（MAX）176円×50個＝8800円

と考えることがそれにあたるわけでこれは間違いだと思います。正しくは、

ドーナッツ50個交換券の価値＝本来消費するドーナッツの金額
＝（ハルトの場合は）ドーナッツ３種４１８円×10回＝4,180円

極端な話、ドーナッツを普段食べない人に関してはこのドーナッツ交換券の価値は０円であると考えて良いのではないかと思います。

つまり今回ドーナッツ券だけ考えると5,500円との差額1,320円の損失であると考えるのが正しいのかなと思います。もちろん今回はグッズの部分と残りの20回分の交換券で得られる自分の回りの人の笑顔に1,320円の価値があると考えたので、購入は正解だったのかなと思っています。この金額ではなく価値で考えて購入するという考え方は私非常に大切にしている部分で、これからもこのようなことを発信できたらと思います。